公務員試験の人文科学(世界史)は、 「範囲が広すぎる」「暗記がきつい」と感じて 後回し・捨て科目にしてしまう人が多い分野です。
ですが実は、世界史は正しい範囲とやり方さえ押さえれば、 短時間で1〜2問を安定して取れるコスパの良い科目でもあります。
・どこまで勉強すればいいか分からない ・年号が覚えられず挫折した ・人物や条約がごちゃごちゃになる
こうした悩みは、世界史が苦手だからではありません。
公務員試験の世界史では、 細かい年号暗記よりも 「頻出テーマ」と「出来事の流れ」が重視されます。
つまり、全部覚える必要はないということです。
この記事では、 公務員試験の人文科学(世界史)を最短で攻略する方法として、 以下を分かりやすく解説します。
- 世界史で本当に出る範囲
- 年号が苦手でも覚えられる最短の覚え方
- 正誤問題で迷わず判断するコツ
- 独学でも続く効率的な勉強法
「世界史が不安」「教養で1点でも上積みしたい」という方は、 ぜひこのまま読み進めてみてください。
はじめに|公務員試験の世界史は「捨てない範囲」を決めれば勝てる
公務員試験の人文科学(世界史)は、範囲が広くて 「どこから手をつければいいか分からない…」と感じやすい科目です。
でも安心してください。世界史は、学校の定期テストのように 細かい年号を全部暗記しなくても点が取れます。 公務員試験では、出題されやすいテーマがかなり固定されているからです。
世界史でよくある悩み
・範囲が広すぎて勉強が進まない
・年号が覚えられず挫折する
・人物・条約・制度がごちゃごちゃになる
結論:世界史は「全部」ではなく「頻出だけ」でOK
世界史は、まず捨てない範囲(=頻出テーマ)を決め、 そこを原因→結果(流れ)で押さえるのが最短です。 年号は丸暗記しなくて大丈夫。並びが分かれば十分戦えます。
図解:世界史はこうやって得点源になる
この記事はこの流れを最短で回すためのガイドです。
この記事でわかること
- 公務員試験の世界史でよく出るテーマ(優先順位つき)
- 年号暗記が苦手でも覚えられる最短の覚え方
- 正誤問題をスピード解答するコツ
- 独学で仕上げる学習メニュー(1日10分)
逆に、世界史で挫折しやすいのは 「全部やろうとして範囲を広げる」パターンです。 勉強時間が限られている公務員試験では、 やる範囲の取捨選択が合否に直結します。
次の章では、まず公務員試験の世界史で何が出るかを整理し、 その後に最短で点を取る覚え方と 頻出テーマTOPを紹介していきます。
「世界史が苦手」「教養で1点でも上げたい」という方は、 このまま読み進めてください。
基礎|公務員試験の人文科学(世界史)は何が出る?
まず結論です。 公務員試験の世界史は、細かい年号暗記よりも 出来事の流れ・因果関係が問われます。
学校のテストや大学受験の世界史と違い、公務員試験では 「この出来事の原因は何か」 「その結果、社会はどう変わったか」 を理解しているかが重要です。
出題形式の特徴
よく出る問題タイプ
- 正誤問題(最頻出)
- 年代整序(出来事の順番)
- 空欄補充(人物・条約・制度)
特に多いのが正誤問題です。 「1語違い」「因果の逆転」など、 流れを理解しているかで差がつきます。
世界史にかける時間配分の目安
教養試験全体の中で、世界史に使える時間は限られています。 そのため、深追いしないことが大切です。
- 1問あたり:30秒〜1分
- 迷ったら:一旦飛ばす
- 最後に:消去で決める
世界史は満点を狙う科目ではありません。 しかし、頻出分野を押さえて1〜2問確実に取るだけで、 教養全体の得点は大きく安定します。
世界史で「やらなくていいこと」
| やらなくていい | 理由 |
|---|---|
| 細かい年号の暗記 | 順番が分かれば対応可能 |
| マイナー人物の暗記 | 出題頻度が低い |
| 全時代を均等に勉強 | 時間が足りなくなる |
次の章では、「どこから・どの順で覚えるか」を 具体的に解説します。 ここを押さえるだけで、世界史の勉強効率が一気に上がります。
次は ③【結論】世界史は「この順番」で覚えると最短で得点できる を解説します。
【結論】世界史は「この順番」で覚えると最短で得点できる
公務員試験の世界史は、上から順に全部覚える必要はありません。 出題されやすい流れに沿って、4つのブロックで押さえるのが最短です。
図解|世界史は4ブロックで覚える
この順番で大きな流れを作ると、 正誤・整序問題に一気に強くなります。
① 古代〜中世|「土台」を作る時代
- オリエント文明・ギリシア・ローマ
- キリスト教・イスラム教の成立
- 封建制・十字軍・モンゴル帝国
ここは暗記より「どんな社会だったか」を重視。 後の時代(近世・近代)の理解を支える土台になります。
② 近世|試験に出やすい「転換期」
- 大航海時代(新航路開拓)
- ルネサンス・宗教改革
- 絶対王政の成立
中世から近代へのつなぎ目なので頻出。 「なぜ変化が起きたのか」を因果で押さえましょう。
③ 近代|最重要・得点源ゾーン
- 市民革命(イギリス・アメリカ・フランス)
- ナポレオンとウィーン体制
- 産業革命・帝国主義
公務員試験の世界史で最優先の範囲です。 正誤問題はほぼこの時代から出ます。
④ 現代|キーワード勝負の時代
- 第一次世界大戦・第二次世界大戦
- 冷戦(東西対立)
- 国際連合・EU など
流れ+用語の意味をセットで覚えればOK。 細かい年代は不要です。
よくある失敗は、①から完璧にやろうとすること。 まずは③近代 → ②近世 → ④現代 → ①古代中世 の順で得点効率重視で進めましょう。
次の章では、この順番を前提にした「頻出テーマTOP」を 具体的に紹介します。
頻出テーマTOP10|ここだけ押さえれば点が取れる
世界史は全部やると時間が足りません。 まずは「出るところだけ」を押さえて、確実に得点しましょう。
目標:TOP10を押さえて「世界史で1〜2問確実に取る」
覚えるキーワード
- オリエント(メソポタミア/エジプト)
- ギリシア(ポリス/民主政)
- ローマ(共和政→帝政)
コツ:細部より「どこで・どんな政治形態か」
- 西:ローマ=カトリック
- 東:コンスタンティノープル=正教会
- 宗教改革:ルター/カルヴァン
コツ:対立構造(西vs東/カトリックvsプロテスタント)で覚える
- ムハンマド/カリフ
- イスラム帝国の拡大(地図イメージ)
- 交易と文化(学問・都市)
コツ:「宗教+政治」がセット(政教一致のイメージ)
- 封建制(主従関係)
- 十字軍(聖地奪回)
- 都市・商業の発展(中世後期)
コツ:十字軍→交易活発化→都市発展の流れ
- 新航路開拓(ポルトガル/スペイン)
- コロンブス/バスコ・ダ・ガマ
- 植民地・世界貿易
コツ:「海に出た結果、世界がつながる」まで押さえる
- ルネサンス(人文主義)
- 宗教改革(免罪符批判→改革)
- 宗教戦争→国家の枠組みへ
コツ:「思想の変化→宗教の対立→政治へ」の因果
- フランス革命(身分制の崩壊)
- ナポレオン(革命の拡大)
- ウィーン体制(復古・均衡)
コツ:「革命→反動(復古)」のセットで暗記
- 工業化(工場制)
- 資本主義の進展
- 社会問題(労働問題)
コツ:社会の変化(都市化・階級)まで押さえる
- 列強の植民地拡大
- アジア・アフリカ分割
- 対立の激化→世界大戦へ
コツ:帝国主義=「世界大戦の前段階」
- 第一次世界大戦→国際協調の試み
- 第二次世界大戦→戦後体制
- 冷戦(東西対立)/国際連合・EU
コツ:現代は「キーワード+流れ」でOK(細年号は不要)
ここまでのTOP10を押さえるだけで、世界史は“捨て科目”から得点源になります。 次の章では、年号が苦手でも覚えられる覚え方のルールを解説します。
次は ⑤ 覚え方|年号暗記が苦手でも覚えられる“3ルール” に進みます。
覚え方|年号暗記が苦手でも覚えられる“3ルール”
公務員試験の世界史は、年号暗記ができなくても得点できます。 大切なのは、覚え方のルールを間違えないことです。
ルール①「原因 → 結果」で覚える(ストーリー暗記)
世界史は出来事の連鎖です。 1つの事件を単独で覚えないのが最大のコツ。
例:重税・身分制 → フランス革命 → 王政崩壊・市民社会
ルール②「セット」で覚える(人物×出来事×場所)
正誤問題は、セットのズレを狙ってきます。
- 人物:誰が?
- 出来事:何をした?
- 場所:どこで起きた?
例:ルター × 宗教改革 × ドイツ(神聖ローマ帝国)
ルール③ 年号は「並び」だけ覚える(語呂不要)
公務員試験では、正確な西暦より 前後関係が問われます。
数字より「どれが先か」を即答できればOK
やりがちな失敗は、年号語呂を大量に覚えること。 公務員試験ではコスパが悪く、すぐ忘れます。
3ルールまとめ
- ① 原因→結果で流れを作る
- ② 人物×出来事×場所をセット暗記
- ③ 年号は並びだけ
この3つを意識するだけで、世界史は一気に楽になります。
次の章では、実際の問題をどう解くかを 例題で具体的に解説します。
例題|世界史の正誤問題を最速で解く
ここでは、公務員試験で最も多く出る「正誤問題」を例に、 30秒〜1分で判断する手順を確認します。
※問題文は本試験形式を再現したオリジナル例題です。
例題① フランス革命
【設問】
次の文が正しければ○、誤りであれば×を選べ。
フランス革命は、絶対王政の強化を目的として起こり、 ナポレオンによって身分制が完全に復活した。
テーマを即特定:フランス革命
原因と結果を分解する。
革命の目的 → 身分制の否定
ナポレオン → 革命の成果を拡大
文をチェック:
「絶対王政の強化」「身分制が完全に復活」→ 逆
答え:×
正誤問題は、因果関係を逆にするのが典型的なひっかけです。
例題② 宗教改革
【設問】
次の文が正しければ○、誤りであれば×を選べ。
ルターは、カトリック教会の免罪符販売を批判し、 その結果プロテスタントが成立した。
セット暗記を確認:
人物 × 出来事 × 内容
ルター → 宗教改革 → 免罪符批判 セットは正しい
答え:○
正しい文は、シンプルに正しいことが多いのも特徴です。
正誤問題で迷う場合、細かい知識で考えすぎています。 必ず「テーマ」「因果」「セット」に戻って判断してください。
「知っているか」ではなく「ズレているか」を見る
次の章では、こうした問題で多くの人が失点する原因と、 その対策をまとめます。
よくあるミスと対策|世界史が伸びない原因はこれ
世界史が伸びないのは、勉強量の問題というより 「やり方のミス」が原因のことがほとんどです。 ここを直すだけで得点は安定します。
ミス① 範囲を広げすぎて崩壊する
起きること
- どこまでやるか決められない
- 復習が回らず忘れる
- 結果、世界史が「やった気」だけになる
対策
- まずは頻出TOP10に固定
- 「1〜2問取る」が目標(満点狙いしない)
- 迷ったら近代(革命〜帝国主義)優先
ミス② 年号を丸暗記して忘れる
語呂暗記を増やすほど、試験当日に思い出せません。
対策
- 年号は「正確」より順番
- 出来事を原因→結果でつなぐ
- 整序は「前後関係」だけで解ける
ミス③ 人物・条約・制度がごちゃ混ぜになる
正誤問題はここを狙ってきます。 1語違いで落とす原因になりやすいです。
対策
- 人物 × 出来事 × 場所のセット暗記
- 条約は「何を決めたか」を1文で言えるようにする
- 制度は「目的」を押さえる(何のため?)
ミス④ 過去問を「解きっぱなし」にする
起きること
- 同じテーマで何度も間違える
- 知識がつながらない
対策
- 間違えた原因を1つ言語化
- そのテーマをTOP10のどこに入れるか決める
- 翌日に1分復習でOK(継続が大事)
ミスを防ぐチェックリスト(試験までこれだけ)
- 範囲は頻出TOP10に固定できている
- 年号は語呂より「順番」で押さえている
- 人物×出来事×場所をセットで覚えている
- 過去問は「原因を1つ言語化」して復習している
次の章では、これらのミスを潰しつつ 世界史を最短で仕上げる学習メニュー(独学OK)を紹介します。
勉強法|世界史を最短で仕上げる学習メニュー【独学OK】
世界史は範囲が広いので、独学でやるなら「回せる仕組み」が必要です。 ここでは、1日10分でも続けられる最短メニューを紹介します。
目標:頻出TOP10を固めて「世界史で1〜2問確実に取る」
結論:毎日10分でOK(解きっぱなし禁止)
図解|世界史・1日10分ルーティン
TOP10のうち1テーマだけ読む(流れ重視)。 例:フランス革命=原因→出来事→結果を確認。
人物×出来事×場所をセットで確認。 迷ったら「どこがズレたか」をメモ。
できれば正誤問題1問。 判断は「テーマ→因果→セット」で30秒〜1分。
今日のミスを1つだけ言語化して終了。 例:「因果が逆」「セットがズレた」「年代の並びが曖昧」。
2週間で仕上げるロードマップ(最短)
Week1(7日)
- TOP10を1周(流れだけ作る)
- 各テーマで「原因→結果」を1文で言えるようにする
Week2(7日)
- TOP10を2周目(正誤で確認)
- 間違えたテーマだけ重点復習
- 年代は「並び」だけ整理(整序対策)
過去問の使い方(伸びる人のやり方)
- 間違えたら「なぜ間違えたか」を1つ書く
- そのテーマをTOP10のどれに入るか決める
- 翌日に1分復習(これが効く)
過去問は「たくさん解く」より、同じミスを潰す方が効果的です。 世界史は特に、復習をサボると一瞬で抜けます。
次の章では、独学が不安な人向けに スタディングで人文科学(世界史)を得点源にする方法を紹介します。
独学が不安な人へ|スタディングで人文科学(世界史)を得点源にする
「世界史はやる範囲を絞るのが難しい」 「復習が続かず、すぐ忘れる」 「忙しくて勉強時間が確保できない」
こう感じる人は、意志が弱いのではなく環境の問題です。
独学で世界史が伸びにくい理由
- 教材が多く、何を信じればいいか迷う(教材迷子)
- インプットはするが、正誤で確認せず定着しない
- 忙しい日は「今日は世界史はいいや」と飛ばしてしまう
世界史は「短時間×高頻度」で回した方が伸びます。 だから、スマホで学習できるスキマ時間前提の教材と相性が良いです。
スタディングが世界史対策に向いている理由
- 講義で全体の流れ(因果)を先に作れる
- 演習→解説で正誤のポイントを確認できる
- スマホで毎日少しずつ続けやすい
世界史は「暗記量」より理解の型(流れ)が重要です。 スタディングは、その型を迷わず回せるのが強みです。
おすすめの使い方(人文科学の最短運用)
- ① 講義で4ブロックの流れを押さえる
- ② 世界史は頻出テーマ中心に演習
- ③ 解説で「どこがズレたか」を1つ言語化
※合わなければ無理に続ける必要はありません。 まずは「学習の型が自分に合うか」を確認するのが最短です。
※上の記事で「向いている人・向いていない人」も正直に解説しています。
次はいよいよ最後に、 要点まとめ+今日からやることチェックリスト+内部リンクで締めます。
まとめ|公務員試験の世界史は「頻出だけ」で十分点が取れる
公務員試験の人文科学(世界史)は、範囲が広いぶん 「全部やろう」とすると高確率で失敗します。
でも、この記事で紹介したように頻出テーマだけに絞って、 原因→結果(流れ)で覚えれば、 世界史は1〜2問を安定して取れる得点源になります。
この記事の最重要ポイント
- 世界史は捨てない範囲(頻出)を先に決める
- 覚え方は原因→結果(ストーリー)
- 人物×出来事×場所をセット暗記
- 年号は正確さより並びでOK
- 過去問は解きっぱなし禁止(原因を1つ言語化)
今日からやることチェックリスト(10分でOK)
- TOP10から1テーマだけ読む(3分)
- 人物×出来事×場所をセットで確認(3分)
- 正誤問題を1問だけ解く(3分)
- ミス原因を1つだけ書く(1分)
「世界史が苦手…」という人ほど、今日のチェックリストを毎日短く回すのが効果的です。 世界史は短時間×継続で伸びます。
あわせて読みたい(内部リンク)
「独学だと続かない」「復習が不安」という方は、 スキマ時間で学習の型を作れる スタディング公務員講座も一度チェックしてみてください。
スタディング公務員講座を無料体験で確認する※合わなければやめてOK。まずは「世界史の型」を体感してみてください。


