【裏技!】公務員試験の判断推理は簡単!コツを解説!<例題あり>

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筆記(教養・専門)

「数的推理」はできるけど、「判断推理」は苦手だし嫌い。

「判断推理」を捨てるのはヤバイ気がするし……。

こんな悩みをお持ちではないでしょうか。

この記事では、どうすれば「判断推理」を得点源に出来るか、基本から徹底解説いたします。
ぜひ参考にして、「判断推理」の苦手意識から開放されてください!

この記事で分かること

・判断推理とは
・判断推理は捨てていい科目なのか
・解き方のコツ
・項目ごとの過去問と解き方

判断推理とは

まずは、前提を押さえておきましょう。

公務員試験における判断推理は、「数的処理」と言われる科目の中の1単元です。

図示するとこんなイメージ!

判断推理はパズルやクイズのような問題をイメージするとよいでしょう。
命題、論理、暗号、対応関係、順序、嘘つき問題など、問題文に書かれてある複数の条件を整理し推測する問題が出題されます。

論理力が要求される問題が多いのが特徴です。
また、立体図形や展開図・図形を転がすなど空間認識能力が問われる問題(空間把握といいます)があるのも特徴的です。

立体図形の見えない底面や裏面を推理したり、切り取られた立体図形の切断面の形状を考えたり、圧倒的に多くの受験生が苦手とする分野です。

直感で解くには限界がありますが、空間把握独特のノウハウさえマスターすれば、短時間で解けるようになります。

出題分野は以下のとおりです。

・命題
・集合
・対応関係
・嘘つき
・位置関係
・暗号試合(トーナメントなど)
・操作手順

意外と勘違いされがちですが、数学が得意、不得意はあまり関係がなく、論理的思考創造力が必要になってきます。

苦手意識のある方が多い科目だと思いますが、誰でもやり方次第で得点源にすることができるので諦めず、一緒に頑張りましょう!

判断推理は苦手だったら捨てるべきか?

判断推理を苦手とする受験生は多いですが、筆記試験は満点を取る必要はありません。

では、苦手な方は、いっそ判断推理を捨て科目とすべきでしょうか。

まず、出題数から見てみましょう。

「判断推理」の出題数は、「数的推理」と同程度で、どちらかに極端に偏ることはないのが、一般的な傾向ですが、職種による違いはあります。

主な職種の「判断推理」の出題数です。

国家一般職  6問
・国家専門職  6問
・東京都    6問
・東京特別   5問
・裁判所事務官 6問
・地方上級   6問
・市役所    6問

40点満点中6割以上(24点以上)を取れば合格ラインにのると言われている公務員試験において、数的推理だけで約6点(合格点のうち4割!!)を占めるんです。

ここを対策せずに、みすみす落とすのはかなり勿体無い!というか、多分受からない!

だからこそ、「判断推理は大切!」とか「最初に勉強すべき!」と言われているんです。

一般的に、数的推理は解き方がわかっても、解答を出すまでの作業に時間がかかる問題が多い傾向にあります。
これに対して、判断推理は、解き方がわかれば、解答までの作業に時間がかからない問題がほとんどです。

時間との戦いがシビアな教養試験にあって、本試験での1問あたりの解答時間は重要ポイントです。

解き方のコツと公式一覧

公務員試験では1問あたりの平均時間は3〜4分です。

このような短時間で解答にたどり着くためには、

↑これが必須です。

そのため、「解法パターンの暗記」と「作業を素早く行うための練習」が必要です。
「判断推理」に限らず、数的処理の勉強に必要なのは知識と反復練習というのは、ここから来ているわけです。

解き方のコツ

出題パターンを確認する
出題パターンの典型的な解法を暗記
解法がパッと出るまで問題を解きまくる
時間を測りながら解く

出題パターンを確認する

1つ目が、出題パターンを確認するです。

ここがかなり重要で、点数が伸びない方に共通しているところだと思います。

問題を解く際に、まずは問題を読みますよね。

その時に、すぐに解法を思い浮かべるのではなく、まずは下記表のどの出題パターンに当てはまるのかを確認することが大切です。

なぜ、出題パターンの確認が大切かというと、

出題パターンには典型的な解法が存在するから

ジャンルを問わない莫大な量の解法を覚えるよりも、出題パターンの解法を覚えた方がはるかに効率が良いですし、解く時間も早くなります。

さらに、問題集は出題パターンごとに問題が固まっているため、出題パターンを日頃の勉強で意識しないことが多いんです。

本番は、どの順番でどのような問題が出るかわかりませんからね。

まずは出題パターンの確認!ここを意識してみてください!

出題パターンの典型的な解法を暗記

2つ目が、出題パターンの典型的な解法の暗記です。

画像の通り、判断推理には出題パターンごとに典型的な解法が存在します。まずは、その解法を覚えること!

その時のポイントは…

頻出問題に絞る!範囲を広げすぎない!
問題文のキーワードと解法を結びつける!

この2つを意識するだけ!
ここの意識の差で点数が伸びるか伸びないかが決まってきます!

よくありがちなのが「あれもこれもと暗記の範囲を広げすぎてしまうこと」

公務員試験は過去に出題された類似問題が多く出題されます。そのため、頻出問題に絞って深く学習した方が圧倒的に効率が良く点数が伸びます!

「問題文のキーワードと解法を結びつける」については、次の章で実際の問題を使って解説します!

解法がパッと出るまで問題を解きまくる

3つ目は、時間を測りながら解くです。

公務員試験は全40問〜50問出題され、その問題数を「2時間30分」で解く必要があります。

単純計算、1問にかけられる時間は3分ほど!

この短い時間の間に

・問題の読解
・出題パターンの確認
・解法の把握
・解く手順

などを考えて答えを導き出すわけです。

さらに、本番は独特な雰囲気と緊張感で時間感覚が麻痺します。日頃から時間感覚を意識して解いておくことが大切です。

時間を測りながら解く

4つ目が、問題演習を繰り返すです。

あとは、①〜③を意識しながら、ひたすら問題演習を繰り返すだけ!

私個人の意見ですが、最低でも3周は同じ問題集を解く必要があると考えています。

解法が浮かぶ問題に関しては、もう一度解く必要はなく「問題をみる → 正解までの手順を頭の中で思い浮かべる」これだけでOKです。

必要に応じて4周、5周と回数を増やしていきながら対応していきましょう。

過去問と解き方

ここでは各項目ごとの例題と解き方を紹介します。

上記で説明した解き方のコツを参考にしながら繰り返し解くことをおすすめします。

命題と論理

例題①
例題

試合と勝敗

例題①
例題②

対応関係

例題①
例題②

順位・順序

例題①
例題②
例題③

比較

例題①
例題②

位置

例題①
例題②

嘘と本当

例題①
例題②

道順

例題①
例題②

曜日

例題①
例題②

まとめ【判断推理は得点源になる!】

本日は、判断推理の勉強方法と解き方のコツを解説しました!

学習方法のポイント

出題パターンを確認する
出題パターンの典型的な解法を暗記
解法がパッと出るまで問題を解きまくる
時間を測りながら解く

判断推理は、問題文に書かれてある複数の条件を整理し推測する問題のため、苦手意識を持つ方もいると思います。

しかし、出題パターンの解法を暗記し、問題演習を繰り返し行うことで7割は安定して得点することができます!

判断推理を得点源にして、公務員試験を有意に進めましょう!

この記事が、みなさんの参考になれば嬉しいです!

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