【苦手克服!】公務員試験の仕事算がスッとわかる最強解法ガイド

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筆記(教養・専門)

はじめに:仕事算は“全体=1”で一気に解ける

公務員試験の数的推理で安定して得点したいなら、まず仕事算から。 「AさんとBさんが一緒に作業」「途中で入れ替え」「一部だけ担当」など、実務に近い設定で頻出です。 コツは、1つの仕事を1(全体)とおき、単位時間あたりの仕事量で比較すること。これだけで式作りがシンプルになります。

✅ 本記事で得られること
  • ・「全体=1」「仕事量=速さ×時間」の基本がサッとわかる
  • ・よく出る4パターン(協力・交代・分担・逆算)の型を習得
  • ・暗算を助ける比・最小公倍数の使い方を身につける

仕事算が得点源になる理由

文章量は多くても、構造は毎回同じ。 「1日あたり(1時間あたり)どれだけ進むか?」を足し引きするだけで、協力でも交代でも同じフレームで解けます。 つまり、型を覚えれば初見でも方針が即決、計算もミスが減ります。

ミニ例:
Aは6日、Bは9日で仕事を終える。2人なら? → 1日の合計=1/6+1/9=5/18 → 全体=1だから 1÷(5/18)=3.6日
💡 覚え方:「全体=1」→「1日(1h)あたり」→「合計を足す(引く)」。 迷ったらこの順番に戻ればOKです。

以降は、基礎→頻出パターン→例題→ミス対策→勉強法の順で、スマホの流し読みでも再現できる形で解説します。 演習は動画+AI復習が強いスタディング公務員講座を活用すると、短期間で得点が安定します。

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仕事算の基本を理解しよう

仕事算の根本は、「全体=1」という考え方です。 つまり、どんなに大きな作業でも、ひとつの仕事を「1」として扱うことで、 仕事量=仕事の速さ×時間 という式に整理できます。 このフレームを覚えれば、協力・交代・分担など、どんな問題も同じ形で解けるようになります。

1日あたり(単位時間あたり)の仕事量を意識しよう

たとえば「Aさんは6日で終える」「Bさんは9日で終える」とき、 1日に進む量は次のように表せます。

作業者 全体を終える日数 1日あたりの仕事量
A 6日 1/6
B 9日 1/9

2人で同時に作業すれば、1日の進みは 1/6+1/9=5/18。 つまり、18 ÷ 5 = 3.6日で仕事が完了します。 このように「全体=1」で考えると、複雑な問題も分数計算でスッキリ整理できます。

💡 ポイント:
  • ・「全体=1」にすることで、どんな作業も同じ土俵で比較できる
  • ・「速さ」と「時間」の関係が直感的に理解できる
  • ・分数を使うと、協力・交代・残り作業の式をまとめやすい

図でイメージしてみよう

下のように、「進んだ部分」を線で可視化すると、比の関係がつかみやすくなります。 Aが1日に1/6進み、Bが1日に1/9進むなら、 Aの方が速く、同じ時間でより多く進むことが一目でわかります。

図解イメージ:
📊───────────────────────────────
A:■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(6日で完了)
B:■■■■■■■■■■■■■■■■(9日で完了)
→ 一緒に進めば、毎日合計5/18ずつ進む!

このように、「全体=1」「単位時間あたり」「合計で足す」だけで、 ほとんどの仕事算は解けるようになります。 次章では、実際に出題されやすい4パターンを分類して、型として整理していきましょう!

よく出る4つの問題パターン

仕事算の問題は、ほぼすべて次の4パターンに分類できます。 各パターンで「全体=1」「単位時間あたりの仕事量」を使い分けることがポイントです。 これを理解すれば、初見の問題でも瞬時に型が見抜けるようになります ✨

① 協力型(最も基本)

Aさん・Bさんが一緒に作業する定番タイプです。 「一緒に行えば何日で終わる?」という問題は、足し算で解けます。

例:
Aが6日、Bが9日で仕事を終えるとき、協力すると? → 1日あたりの合計=1/6+1/9=5/18 → 全体=1 ÷ (5/18)=3.6日
💡コツ: 協力型=「速さを足す」→時間が短くなる。 排水や逆作業(減る)は引き算で処理。

② 交代型(途中で入れ替わる)

Aが最初の〇日作業し、そのあとBが続きます。 進んだ分を合計して全体=1に届くように式を立てます。

例:
Aが2日、Bが3日作業して仕事が終わった。 A単独なら6日、B単独なら9日。 → 2×(1/6)+3×(1/9)=1/3+1/3=2/3 → あと1/3残り! という風に部分的に足して考えます。
💡コツ: 交代型=「前半+後半」 → 区切ってそれぞれの進みを計算するのが鉄則。

③ 分担型(一部をA、残りをB)

「Aが全体の〇割を担当、残りをBが担当」タイプ。 Aの担当部分=全体×割合 で計算し、それぞれの作業時間を足します。

例:
Aが全体の60%を担当(単独なら6日)、Bが残り40%(単独なら8日) → A=0.6×6=3.6日、B=0.4×8=3.2日 → 合計=6.8日
💡コツ: 分担型=「部分量を出して合計する」。 出題では割合(%)や比の表現に注意!

④ 逆算型(人数・時間を求める)

「全体が〇日で終わったとき、A単独なら?」のように、 未知の時間・人数を求める逆算タイプです。 比を使うと暗算が早くなります。

例:
Aが単独なら6日、Bが単独なら9日。2人で3日で終えた。 → (1/6+1/9)×3=5/18×3=5/6(全体の5/6)→あと1/6残り! → もう1人Cが入って1日で終える → Cの速さ=1/6。
💡コツ: 「全体=1」を軸に、速さを比で整理すれば迷わない。 逆算は必ず“誰が何をしていた時間”を明示して考える。

これら4パターンをマスターすれば、仕事算の9割は攻略完了です。 次章では、それぞれを実践例題でステップ解説しながら、暗算のコツも紹介します!

例題でステップ解法をマスターしよう

理論を覚えただけでは「本番で解けない」ままです。 ここでは、実際の公務員試験でも出やすい2つのタイプを使って、ステップ解法を身につけましょう 💪

例題①:協力型の基本

問題:
Aさんは6日で仕事を終える。Bさんは9日で終える。 では、2人で協力すると何日で終わる?

解き方ステップ

  1. 全体=1とおく。
  2. Aの1日あたりの仕事量=1/6、Bの1日あたり=1/9。
  3. 協力すると1日の合計=1/6+1/9=5/18。
  4. 全体を1とするので、1÷(5/18)=3.6日で完了。
💡 時短コツ:
「速さを足す→時間を短く」になるのが基本。 公倍数(6と9→18)を使うと暗算がスムーズになります。

例題②:交代型(途中で入れ替わる)

問題:
Aさんは単独で6日、Bさんは単独で9日で仕事を終える。 最初の2日をAが行い、残りをBが行ったら、全部で何日かかる?

解き方ステップ

  1. 全体=1。
  2. Aが2日作業 → 2×(1/6)=1/3 進む。
  3. 残りは 1−1/3=2/3。
  4. Bの1日あたり=1/9。 2/3 ÷ 1/9=2/3×9/1=6 → Bが6日で残りを終える。
  5. 合計=A2日+B6日=8日
💡 時短コツ:
残り量を出したら「÷速さ」で時間を出す。 割るのではなく「×逆数」で計算するのが鉄則!

例題③:逆算型(人数を求める)

問題:
Aさんは単独で6日、Bさんは単独で9日で仕事を終える。 2人で3日作業後、Cさんが加わって残りを1日で終えた。 Cさん単独なら何日で仕事を終える?

解き方ステップ

  1. 2人で3日間: (1/6+1/9)×3=(5/18)×3=5/6 進む。
  2. 残り=1−5/6=1/6。
  3. Cを含めた3人の速さをxとする。 1/6=x×1 → x=1/6。
  4. したがって、C単独なら6日で終える。
💡 コツまとめ:
①「全体=1」→②「進んだ量」→③「残り」→④「式で整理」 この流れが仕事算の黄金パターンです ✨

ステップ化して整理すれば、複雑な数的推理問題でも迷わず進めます。 次章では、よくあるミスと解答精度を上げる対策を整理しましょう。

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間違いやすいポイントと対策

仕事算はパターンが明確な反面、ケアレスミスで点を落とす人が非常に多い分野です。 下の表で、受験生が特にハマりやすい落とし穴と、その防止策を整理しておきましょう 💡

よくあるミス 原因 対策
① 全体を1に設定し忘れる 割合や分数の基準がズレる 最初に「全体=1」を書き出してから式を立てる
② 協力と交代を混同する 「同時に」「交代で」を読み飛ばす 問題文の動詞にマーカー:「一緒に」→足す、「交代で」→区切る
③ 残り仕事量を間違える 進んだ分を引き忘れる/引きすぎ 「残り=1−進んだ分」を都度明示
④ 逆算で分母・分子を逆にする 速さと時間の扱いが逆転 「仕事量=速さ×時間」を常に意識
⑤ 単位(時間・日)を揃えない 1時間・1日などが混在 必ず「単位を統一」してから計算する
⚠️ 注意:
公務員試験の仕事算は「表現トラップ」が頻出です。 「同じ仕事」「2倍の速さ」「残り半分」などの言い換えに惑わされないよう、必ず式で整理してから手を動かしましょう。

精度を上げる3ステップチェック

✅ 解答前チェックリスト
  • ① 全体を1に置いた?
  • ② 足す/引く方向は正しい?
  • ③ 単位と比の扱いは統一されている?

仕事算は「読む→整理→計算」の3段階で確実に得点できます。 ミスの9割は「読み飛ばし」と「早とちり」です。 慣れれば暗算でも処理できるので、焦らず型通りに進めましょう ✍️

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仕事算を得点源に変える勉強法

「仕事算」は、一度理解すれば一気に得点源になる分野です。 本番で安定して点を取るには、次の3ステップで学習を進めるのが最短ルートです 💪

① 理解フェーズ:「型」を頭に入れる

まずは「全体=1」「単位時間あたり」「協力=足す/交代=区切る」という基本3原則を、 図と表で覚えましょう。 紙に書いて整理するより、視覚的に理解するのがポイントです。

💡おすすめ方法: スタディングの「数的推理講座」では、アニメーション図解でこの考え方を直感的に学べます。 動画+音声+図解で、短時間でも理解がスッと入ります。

② 定着フェーズ:過去問で型を実戦投入

型を理解したら、すぐに過去問演習へ。 公務員試験では「協力」「交代」「分担」「逆算」が交互に出るため、 パターンごとに3問ずつ解くのがおすすめです。

🔢 学習サイクル例(1日15分×3日)
1日目:協力型+交代型
2日目:分担型+逆算型
3日目:総まとめ(4パターン混合)

このサイクルを繰り返すことで、数的推理全体のスピードが向上します。 特に仕事算→ニュートン算→速さ算は構造が似ており、連鎖的に理解が深まります。

③ 実戦フェーズ:AI復習と時間管理

実際の試験では、1問にかけられる時間は約2分。 解答スピードを上げるには、「どの型か」を即断できるようになることが重要です。 スタディングではAIが間違いパターンを分析し、自分専用の復習リストを自動生成してくれます。

💡活用ポイント: ・復習AIで「弱点パターン(例:交代型)」を抽出 ・1問ごとに解説動画を見て再インプット ・スマホでも隙間時間に確認できる

④ 仕事算を軸に、数的推理を広げる

仕事算は、速さ算・ニュートン算・濃度算に直結しています。 この分野をマスターすると、数的推理の半分以上をカバーできます。 「仕事=速さ×時間」の理解を土台に、他の分野もスムーズに解けるようになります。

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まとめと次の学習ステップ

ここまで、仕事算の基礎から応用・勉強法までを一気に整理してきました。 公務員試験で得点を安定させるためのポイントを、もう一度おさらいしましょう ✅

🔍 仕事算の要点まとめ
  • ・全体=1 を設定して「仕事量=速さ×時間」で考える
  • ・協力=足す/交代=区切る/残り=1−進んだ分 で整理
  • ・図と表を使うと混乱を防げる
  • ・比や分数の扱いは「速さ算」「ニュートン算」と同じ構造

次に学ぶべきテーマ

仕事算をマスターしたら、次は「ニュートン算」「速さ算」へ進みましょう。 これらは考え方の土台が共通しており、連続で学ぶと理解が倍速で進みます 🚀

💡おすすめの学習順 ① 仕事算 → ② ニュートン算 → ③ 速さ算 → ④ 濃度算
この順番で学ぶと、公式の暗記に頼らず「構造理解」で得点できるようになります。

次の行動:実戦トレーニングを始めよう

理論を読んだだけでは、試験本番では点が取れません。 今日学んだ内容を「問題を解いて使う」ことで、初めて本物の実力になります。 スタディングの公務員講座なら、スマホで数的推理の全パターンをAIが自動復習し、 弱点をピンポイントで克服できます。

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公務員試験の数的推理は、最初は難しく感じても、 「型を理解 → 問題を解く → 弱点を分析」の流れで確実に点が取れるようになります。 あなたの努力が実を結ぶよう、スタディングと一緒に一歩ずつ前進していきましょう 🌱

この記事を書いた人:えびうるゼミ
公務員試験アドバイザー
ebiuru

元・横浜市職員(16年)/人事採用担当(3年)

えびうるゼミと申します。

地方上級・国家一般職など複数の公務員試験に合格し、現在は公務員試験アドバイザー講師として働いています。
社会人経験者採用の選考にも関わっていた経験をもとに、リアルな合格戦略や面接対策を発信中!

「合格に近づく最短ルート」を、実体験ベースでわかりやすくお届けします。

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