【体験談】公務員を辞めて後悔したこと。失敗しない方法

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公務員から転職

元公務員の『えびうる』です。

公務員を辞めたいけど、後悔しないかな…

こういった悩みは、特に若手公務員であるほど抱くことが多い傾向にあります。

私自身、公務員時代は退職するかどうかで悩んでいましたが、せっかく公務員試験に合格して入庁したのに辞めるのはもったいない感じがしていました。

しかし、ずっとモヤモヤした状態で公務員の仕事を続けるのは難しいと思い、退職を決意しました。

結果として退職したことは正解だったと感じていますが、私のような”赤の他人”が「退職して良かった!」とだけ話したところで、現在公務員として勤めている方にとっては参考にならないかと思います。

そこで今回の記事では、公務員を辞めて後悔したこと・良かったことを紹介し、いまの仕事を続けるかどうか考えるきっかけを提供できたらと思っています。

この記事で分かること

・辞めて後悔したこと
・辞めて良かったこと
・退職前に取り組む3つのこと

【本題の前に】私が公務員を退職した理由

本題の前に、前提として「私が公務員を辞めた理由」について軽く書きます。

理由① 収入が足りない

1番の理由は『収入』です。

私の家族構成は

稼ぎは私の公務員としての収入だけ(月収30万弱…)
そりゃ、毎月家計は火の車ですよね…。

下の子(双子)が妊娠した時点で『退職』することが明確になりました。

理由② やりがいがない

私が公務員という仕事に思っていたこと

・非生産的な仕事にやりがいを感じられない
・どんなに頑張っても給料は変わらないよね
・昇任するのは上司へのゴマすり必須

ほとんどの公務員の方は同じような事を思っているのでは…?

実は私、公務員から公務員に転職した経歴があります。
元々は横〇市役所で勤務しており、その後は地元の役所。
結局、公務員は場所が変わっても公務員でした。

この仕事を定年まで…? “絶対無理!”

理由③ 副業が安定した

『副業禁止…?そりゃ分かっていますよ!』
リスクを背負わないと飯食えないですから…汗

私は公務員時代からブログアフィリエイトで副収入を得ていました。
今ではそれが本業となっていますが…。

その副収入が安定したことも退職を決意した理由の1つですね。

副業に関しての記事は下記を参考にしてみてください。

公務員を辞めて後悔したこと

それでは、私が実際に公務員を辞めてから感じた後悔を挙げていきます。

公務員を辞めて後悔したこと

・『公務員』という肩書がなくなった
・『安定した収入』がなくなった

『公務員』という肩書

公務員という肩書きは、まだまだ世間的な評価が高いです。

私が公務員になったときには、家族は喜んでくれましたし、親戚や友人からの評判も上々でした。

また、ローンなどの審査が通りやすい点も、公務員の地位が社会的な信用を得ていることの証明だといえます。

このように、公務員は社会的なステータスで見たとき、非常に優位に立てる職業だったと実感しました。

『安定した収入』

月収30万、年に2回のボーナスが安定して発生することは、大きなメリットです。

「公務員=安定」の象徴的な部分ですね。

不祥事を起こさない限りはこの『安定』は定年まで続きます。

公務員を辞めて良かったこと

次は私が実際に公務員を辞めて良かった事を挙げていきます。

公務員を辞めて良かったこと

・『収入』が上がった
・『やりがい』ができた
・『子供との時間』ができた

・『将来の不安』から解放された

『収入』

1番は『収入が上がった』ことです。

毎月30万円の収入で半年に1回のボーナスで家計のやりくり…

今現在の収入がこの先も続く保証なんてありませんが、貯金や投資までできることは公務員を辞めた大きなメリットです。

『やりがい』

公務員時代は、非生産性な仕事。どんなに頑張っても給料は変わらず…。意味のない人事評価。上司へのゴマすり。

今は頑張れば頑張るほど給料として反映し、自分で効率的に仕事を進めることができ、公務員を辞めることで大きなやりがいが!

『子供との時間』

運動会や参観日、公務員時代はすべてを参加できたわけではありませんでした。

子供が風邪を引いた場合、公務員では欠勤・早退せざるを得なくなり、周囲に迷惑をかけてしまうこともありますが、今はそういった悩みから解放されるのがメリットの1つです。

そのぶんほかの時間で働くなど自分で調節すれば良いので、ほかの誰かに迷惑をかけてしまったり、周りの目を気にすることがなくなり、子供との時間が増えました

『将来の不安』

【人生100年時代】
【老後2000万円問題】
【物価の上昇】
【定年延長】

公務員を続けていたらこれらの『不安』が解消されることはなかったでしょう…。

退職前に取り組む3つのこと

やっぱり、公務員を辞めよう!

ここまで読んでくれた人の中には、このように感じた人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。

自分の感情に任せ、勢いだけで退職してしまうと「失敗した…」と後悔する可能性が高くなってしまいます。

次のステージに後悔なく進むためにも、事前の準備がめちゃくちゃ重要になってくるのです。

ここからは、退職してから後悔しないようにすべき3つのポイントについて紹介していきます。

退職前に取り組む3つのこと

・ 副業を始める
・ 自分の強みを作る
・ 転職サイトに登録する

副業を始める

そんなの守っているのはバカ正直な人だけです。

副業を行うことで、収入UP以外にもスキルや転職時の強みにもなります。

公務員の副業に関しては下記の記事を参考にしてください。

自分の強みを作る

自分の強みを作っておくことで、公務員でも転職を有利に進めることができます。

公務員は、転職市場では価値が低く見られがちです。

何故なら、公務員は定型的な作業が多く、スキルが身に付いていないと考えられているからです。

なので、公務員の肩書きにプラスアルファしてビジネススキルを見せることができれば、転職を有利に進めることができます。

私がおすすめするのはプログラミングスキルです。

IT業界に限らずプログラミングスキルは活用することが多く、採用の際に重宝されるのが現状です。

一般的なプログラミングスキルは先ほど説明したブログアフィリエイトでも習得可能ですが、より高みを目指したい方はスクールに通うことを検討してもいいかもしれません。

転職サイトに登録する

公務員が転職するには、転職サイトの利用は必須です。

先ほども説明したように、公務員は転職市場において価値が低くみられがちです。

転職サイトは、求人のマッチングや提出書類の添削、面接対策まで対応してくれるところもあり、1人で不安な転職活動をサポートしてくれます。

転職サイトは、いわば転職のプロなので、アドバイスをもらうには打ってつけの相手です。

以下の記事では公務員におすすめの転職サイトを解説していますので、合わせて参考にしてください。

まとめ:やる後悔よりやらない後悔の方が強く残る

今回の記事をまとめると、次のようになります。

公務員を辞めて後悔したこと

・『公務員』という肩書がなくなった
・『安定した収入』がなくなった

公務員を辞めて良かったこと

・『収入』が上がった
・『やりがい』ができた
・『子供との時間』ができた

・『将来の不安』から解放された

結果として、私は公務員を退職したことは正解だったと思います。

一握りの後悔はありますが、勇気を出して行動できた過去の自分に拍手を送りたいです。

人間は変化を嫌う生き物であるといわれています。

しかし、「やる後悔」よりも「やらなかった後悔」の方が、歳を重ねるごとに大きくのしかかってくるのも現実です。

いまがあなたの一番若いときです。

「ああすれば良かった…」と後悔するより、あなたが本当にやりたいことを明確にしてから、公務員を辞めるかどうか決めてみてくださいね!

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