④ 【社会人向け】公務員試験の勉強法&タイムスケジュール

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筆記(教養・専門)

📌 社会人にとっての「公務員試験の壁」とは?

社会人が公務員試験を目指す際、まず最初にぶつかるのが「時間」と「勉強習慣」の壁です。学生時代と違い、仕事や家事に追われる中での学習には特有のハードルがあります。

🔹 忙しくて時間がない

フルタイム勤務や残業、通勤などで1日の自由時間が限られてしまい、「そもそも勉強できる時間が取れない」という声が非常に多いです。
▶ 解決策としては、すきま時間をどう活用するかがカギになります(通勤・昼休み・就寝前など)。

🔹 勉強習慣がない

社会人になってから「毎日机に向かって勉強する」ことが久しくない方も多く、最初は集中力が続かなかったり、勉強自体が苦痛に感じることもあります。
▶ 最初の1〜2週間で「少しずつ慣らす習慣づけ」を意識しましょう。

🔹 情報が断片的で非効率になりやすい

Web上には情報が溢れていますが、職種や自治体によって対策が異なるため、「結局、自分は何をすべきなのか?」が見えにくいという問題があります。
▶ まずは「受験する自治体・職種」を明確にし、その試験区分に絞った情報収集が大切です。

⏰ 勉強時間はどれくらい必要?合格者の平均と目安

社会人が公務員試験に合格するためには、「限られた時間でどれだけ積み上げられるか」がカギになります。目安を知っておくことで、逆算してスケジュールを立てることができます。

📊 合格者の平均勉強時間

  • 行政職(大卒レベル):800〜1000時間
  • 専門職(技術職・心理・福祉など):600〜900時間
  • 教養試験のみ(市役所・警察・消防など):400〜600時間

📌 上記はあくまで目安であり、過去問対策や科目数、学習スタイルによって前後します。

🗓 平日・休日のモデル時間割

  • 平日:朝30分+夜90分(合計2時間)
  • 休日:午前3時間+午後2時間(合計5時間)

▶ 平日×5日+休日×2日で週20時間前後が目安。半年〜1年の積み上げで十分合格圏内です。

📆 勉強計画別の到達ライン

タイプ 期間 週あたりの時間 合計時間の目安
ゆったり型(1日1〜2時間) 12ヶ月 10〜15時間 600〜800時間
標準型(平日2h+休日5h) 9ヶ月 20時間 720〜800時間
短期集中型 6ヶ月 25〜30時間 700〜900時間

✍ 社会人に合った効率的な勉強法

限られた時間を最大限活かすには、「正しい方法を効率よくやる」ことが重要です。 社会人ならではの勉強法を以下で紹介します。

🔸 科目ごとの優先順位をつける

  • 教養科目:数的推理・判断推理を最優先(得点配分が大きい)
  • 専門科目:得意科目を軸に3〜5科目に絞る
  • 時事・資料解釈:短時間でも得点アップに直結するので◎

▶ 「全部を完璧に」はNG。捨てる勇気が合格への近道です。

🔸 独学 or 講座の判断基準

📌 独学がおすすめなのは…
・自分で計画を立てられる人
・過去に似た試験勉強の経験がある人
・コストを抑えたい人

📌 講座を検討すべき人は…
・初学者で何から始めていいか分からない人
・スケジュール管理が苦手な人
・添削や質問対応を受けたい人

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🔸 すきま時間の活用法

  • 🚃 通勤中:音声講義やスマホアプリで暗記系を
  • 🍱 昼休み:10分だけ過去問 or 時事チェック
  • 🛏 就寝前:寝落ち前に1問だけミニテスト

▶ 細切れでも毎日接することで習慣化できます。

📅 タイムスケジュール例【6ヶ月・12ヶ月プラン】

社会人にとって重要なのは「継続できる現実的なスケジュール」です。以下に、6ヶ月・12ヶ月の2タイプでモデルプランをご紹介します。

🔹 12ヶ月プラン(初心者・余裕あり)

  • 1〜2ヶ月目:全体像の把握+主要科目の基礎
  • 3〜5ヶ月目:過去問演習+弱点補強
  • 6〜8ヶ月目:専門科目・時事対策も並行
  • 9〜10ヶ月目:模試・論文・面接の準備
  • 11〜12ヶ月目:総仕上げ・本試験対応

▶ 1日1〜2時間でOK。休日にしっかり学習時間を確保しましょう。

🔹 6ヶ月プラン(短期集中・経験者向け)

  • 1〜2ヶ月目:頻出分野に絞って基礎+過去問
  • 3〜4ヶ月目:演習重視+論文・時事対策
  • 5〜6ヶ月目:模試・面接対策+ラスト追い込み

▶ 週20〜30時間の学習時間を確保できる方向けです。

🔸 スケジュール管理のコツ

  • 📱 スマホのカレンダーやToDoアプリを活用
  • 📓 1週間単位で「何をどこまでやるか」を設定
  • 📆 3ヶ月ごとに進捗を見直す「振り返り日」を設ける

▶ 完璧にやるより「継続できる計画」を重視しましょう!

⚠️ 社会人がやりがちなNG例とその対策

社会人受験生がハマりがちな「落とし穴」を知っておくことで、ムダな遠回りやモチベ低下を防ぐことができます。

❌ 完璧主義で挫折する

「完璧に理解してから次に進みたい」「すべての科目を網羅したい」という気持ちはわかりますが、時間が限られる社会人にとっては非効率です。

▶ 解決策:7割理解でどんどん進めていく。アウトプットを通して知識を定着させましょう。

❌ 教材ジプシーになる

口コミやSNSを見て次々に教材を変えると、学習がリセットされて非効率です。
▶ 解決策:最初に決めた1〜2冊を信じてやり抜く。迷う時間を勉強に充てましょう。

❌ 生活習慣を軽視する

睡眠不足・不規則な生活は集中力の低下に直結します。体調を崩すと数日分の勉強が無駄に…。
▶ 解決策:朝型学習軽い運動などでリズムを整えましょう。

✅ よくある質問(FAQ)

Q1. 社会人でも筆記試験は間に合いますか?

A. 6ヶ月〜12ヶ月の計画で合格される方も多くいます。過去問中心&科目絞りで効率重視がポイントです。

Q2. 専門科目が全くわかりません。どうすれば?

A. 多くの自治体では「教養試験のみ」の職種もあります。専門科目が必要な場合も、頻出3〜5科目に絞ればOK。

Q3. 面接で社会人経験はどう活かせますか?

A. 公務員の仕事に「どのように活かせるか」を明確に伝えることが大切です。面接カード・志望動機の例文も活用ください。

Q4. 働きながらだと疲れて勉強が続かない…

A. 毎日“10分だけ”の積み重ねから始めましょう。大事なのは「量」より「習慣化」です。

Q5. 年齢がネックになりませんか?

A. 経験者採用は30〜40代も多数合格しています。自治体ごとの年齢要件を確認しましょう。

📝 まとめ・次にすべきこと

社会人から公務員試験に挑戦するのは決して簡単ではありませんが、正しい情報と計画があれば十分合格可能です。

  • ✅ 無理のないスケジュールを立てる
  • ✅ 科目を絞って効率重視で勉強する
  • ✅ 社会人経験を活かした面接対策を行う

「続けられる工夫」をして、焦らず一歩ずつ積み上げていきましょう!

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この記事を書いた人:えびうるゼミ
公務員試験アドバイザー
ebiuru

元・横浜市職員(16年)/人事採用担当(3年)

えびうるゼミと申します。

地方上級・国家一般職など複数の公務員試験に合格し、現在は公務員試験アドバイザー講師として働いています。
社会人経験者採用の選考にも関わっていた経験をもとに、リアルな合格戦略や面接対策を発信中!

「合格に近づく最短ルート」を、実体験ベースでわかりやすくお届けします。

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