公務員試験の面接において、最重要かつ最も受験生を悩ませるもの…。
それは、「志望動機」です。
公務員になりたい理由なんて、安定とか…そんな理由しかない
ボランティアとか地域活動みたいな志望動機に繋がりそうな経験なんてないんだけど…。
こんな感じで悩んでいる受験生はとても多いのが現実です。
その中でも今回は特に厄介な質問である「そもそも、なんで公務員になりたいの?」という質問にフォーカスして解説していきます!
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質問の意図
志望動機の作り方を解説する前に、なぜこの質問がされるのか?という質問の意図を解き明かしていきます!
この質問の意図を理解することで、面接官が何を確認したいのかを知ることができ、評価される回答を作ることが出来ます。
結論として質問の意図は
①「民間と公務員の違い」が分かっているか
②「公務員として働く」熱意があるか
という2つです。
つまり面接官は、この質問の回答を聞くことで【民間との違い】を理解しているか…ということを判断します。
当然、民間との違いを理解している受験生なら、面接官も熱意を感じ高評価をしてくれます。
これらを踏まえて「回答の作成方法」を解説していきます。
回答の文章構成
さっそく作成方法を解説してきますが、まずは大枠となる部分の「文章構成」について説明していきます。
オススメは以下で紹介する3つの構成で作りましょう。
①公務員を目指すきっかけ
②やりたいこと/実現したいこと
③民間との比較
この3段構成で回答を作成していきましょう。
まずは回答例をご確認ください。
私は大学で2年間、災害復興ボランティアに参加しました。
【② やりたいこと/実現したいこと】
その活動の中で、私は大きなやりがいを感じるとともに、災害対策や高齢者支援などを通して、誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献したいと思うようになりました。
【③ 民間との比較】
もちろん、私が実現したいことは民間企業でも間接的に携わることはできます。しかし、現状の課題を根本的に解決できるのは、長期的な視点で、社会全体に貢献できる公務員であると考え、公務員を志望しました。
上記のように作るのが大事になってきますが、1つだけ注意点があります。
それは、「民間企業を悪く言わないこと」です。例えば、民間は自分の会社の利益だけを追求するなど…
民間も認めつつ、公務員でなければいけない理由を強調して話すことがポイントになってきます。
オススメの作成手順
「何から始めればいいの?」
「どのくらいの長さで作ったらいいの?」
という悩みが多いと思いますが、簡単に作成できる方法を解説していきます。
結論として
①自分史の作成
②長めに原稿を作り、短くしていく
自分史の作成について
①これまでの出来事を時系列で書きだす
②公務員を目指した「きっかけ」などをあぶり出す
✅オススメのやり方は
・高校~現在
・年度ごとに分けて
・箇条書きで思いつく限り
↓
・使えそうな出来事をピックアップ
・「志望動機に繋げられないか」を考える
こうすることで、客観的に過去を振り返ることが出来るので、気づけていなかった経験が見えてくるようになります。
長めに原稿を作り、短くしていく
✅まずは、1分程度の長めの原稿を作る
↓
適宜、短くしていく(表現を抽象化/具体例を削る)
↓
基本的に30~40秒くらいが丁度いいですが、面接官から「1分程度で志望動機を教えてください」と言われることもありますので、その際は具体例を入れるなどして、対策していきましょう。
まとめ
今回は「なぜ民間ではなく公務員なの?」という質問に対して徹底的に解説していきました。
面接というのは基本的に100%正しい答えというのは存在しません。
なぜかというと、面接官の判断基準というのは人によって違うからです…。
という事で今回の記事の内容が参考になった方は記事一覧から別の記事も参考にして、合格を目指してください!
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