【完全版!】空間把握はコツで解ける!公務員試験の数的処理を最速攻略

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筆記(教養・専門)

第1章|はじめに:空間把握は“絵で解ける”数的処理の最強得点源

このページでは、公務員試験の数的処理(空間把握)について、 「どんな問題が出るのか」「なぜ得点源にしやすいのか」「どこでつまずきやすいのか」を、 スマホでも読みやすいレイアウトと図解でわかりやすく整理していきます。

この記事で目指すゴール
・空間把握の全体像がふわっとではなくハッキリ見える
・立方体・展開図・回転・表面積など頻出パターンが分かる
・独学+スタディングを組み合わせた最短ルートがイメージできる

1-1|数的処理の空間把握ってどんな問題?(特徴)

公務員試験における空間把握 数的処理|図形・立体のイメージ力

数的処理の空間把握は、計算というより「立体や図形を頭の中で動かす力」を問う分野です。 代表的な出題パターンは次のようなものです。

  • 立方体・直方体を切断・展開したときの形を選ぶ問題
  • 折り紙・サイコロなどの展開図と完成形の対応を問う問題
  • 立体を回転させたときの見え方・回転体を考える問題
  • 立体の一部をくり抜いたときの表面積・体積の変化
  • 影・投影図など、光の当たり方で見え方がどう変わるかを問う問題

つまり空間把握は、公式暗記よりも図を描いてイメージを整理できるかが勝負の分野です。

空間把握の代表例:立方体の展開図と完成形 展開図(平面) 組み立て後の立方体(立体) 頭の中で「折る」イメージが空間把握
▲ 空間把握は「展開図 ⇔ 立体」を行き来するイメージ力を問う。描いて考えれば怖くない。

1-2|なぜ空間把握は“得点源になりやすい”のか

空間把握がコスパ科目と言われる理由 パターンが少なく伸びが早い
  • ① 出題パターンがかなり限られている
    → 立方体・サイコロ・折り紙・回転体・くり抜き…など、 公務員試験で出るテーマは毎年ほぼ同じです。
  • ② 計算より“作業”で解ける問題が多い
    → 線を引く・面を塗る・面同士を対応させるなど、 図を書きさえすれば解ける問題が多く、数学が苦手でも戦えます。
  • ③ 覚える公式がほとんどない
    → 必要なものは「体積・表面積の基礎公式」程度。 あとは“見え方”のコツをつかむだけでOKです。

つまり空間把握は、「一通りパターンを練習すれば、短期間で一気に得点アップ」が狙える、 数的処理の中でも特にコスパの良い分野なのです。

1-3|それでも多くの受験生がハマる“3つの落とし穴”

受験生のリアルな悩み
「頭の中で立体を回すのが苦手…」
「展開図を見た瞬間に“無理!”と感じてしまう」
空間把握でつまずきやすいポイント
  • ① イメージだけでなんとかしようとする
    → 紙に書かず、頭の中だけで回転・折りたたみをしようとして、 途中で混乱してしまうパターン。
  • ② サイコロ・展開図の“面の対応”を覚えていない
    → 向かい合う面・隣り合う面の関係が曖昧なまま、毎回ゼロから考えて時間切れになる。
  • ③ 図形問題=自分には無理と決めつけてしまう
    → 実は作業手順で解けるのに、最初の印象だけで捨て問にしてしまうケース。
対策のカギは「描く・切る・並べる」の3ステップ
・頭の中で頑張るのではなく、必ず手を動かして図を描く
・展開図は「折る順番」を簡単な線や印でメモする
・サイコロ・立方体は、面の対応パターンを“型”として覚える
この3つを徹底するだけで、「感覚だけで解く空間把握」から卒業できます。

1-4|この記事を読み終えたときの“到達イメージ”

この記事から得られる具体的なメリット
  • 空間把握の全体像と出題パターンが一枚の地図のように整理される
  • 立方体の展開図・切断・回転など、代表的な問題タイプごとの解き方が分かる
  • 「なんとなくで解く」から卒業し、手順ベースで安定して正解できるようになる
  • スタディング公務員講座を使った空間把握の最短攻略ルートがイメージできる

「空間把握はセンスがないと無理そう…」という状態から、 「パターンと手順さえ押さえれば、自分でも点が取れそう」 という感覚になってもらうことが、この記事のゴールです。

次のステップ
次の第2章では、空間把握を
① 展開図 ② 切断 ③ 回転 ④ 表面積・体積 ⑤ 影・投影
の5つに分けて、SVG図解で“地図化”していきます。 まずは全体マップを頭に入れてから、頻出テーマを順番に攻略していきましょう。

第2章|空間把握の全体マップ(SVG図解で“地図化”)

数的処理の空間把握は、一見バラバラに見えますが、 実は次の5つのブロックにきれいに整理できます。

  • ① 展開図(立方体・サイコロ・折り紙)
  • ② 切断(立体を切ったときの断面)
  • ③ 回転(立体回転・向き・鏡映)
  • ④ 表面積・体積(くり抜き・付け足し)
  • ⑤ 影・投影図(光の当たり方・見え方)

まずはこの5つを“空間把握の地図”として頭に入れることで、 「どこから勉強すべきか」「どの問題がどのタイプか」が見えやすくなります。

数的処理「空間把握」5つのブロック 空間把握(数的処理) 立体・図形を頭の中で動かす力 ① 展開図 立方体・サイコロ・折り紙など 「平面⇔立体」の対応を問う ② 切断 立体を平面で切ったときの断面 見取り図・断面図をイメージ ③ 回転・向き 立体回転・向き・鏡映・時計回り 「どの面がどこに来るか」を追う ④ 表面積・体積 くり抜き・付け足し・貼り付け 増える面・減る面を数える ⑤ 影・投影図 光の向きと「見える面/見えない面」を考える
▲ 空間把握は「①展開図 ②切断 ③回転 ④表面積・体積 ⑤影・投影」の5ブロックを押さえると整理しやすい。
5ブロックのざっくりイメージ まずは感覚からでOK
  • ① 展開図:平面に広げた状態から、「折ったらどうなるか」を考える分野
  • ② 切断:立体をスパッと切ったときに現れる断面の形を考える分野
  • ③ 回転・向き:立体や矢印を回したとき、どの面・辺がどこへ行くかを追う分野
  • ④ 表面積・体積:立体をくり抜いたり貼ったりしたとき、面の数や体積がどう変わるかを考える分野
  • ⑤ 影・投影図:光の向きや視点によって見える形がどう変わるかを考える分野

実際の問題は、これらの分野が単体で出題されたり、組み合わさって出題されたりします。 「この問題はどのブロックの話か?」を意識するだけで、 解き方の方針が立てやすくなります。

どこから勉強する? おすすめの優先順位 時間がない人向け
  • 第1優先:展開図(サイコロ・立方体)
    → 公務員試験の空間把握でほぼ毎年出るド定番。 面の対応パターンを覚えるだけで一気に得点源になります。
  • 第2優先:切断(立体の断面)
    → パターンを知らないと手が止まるが、型を知れば一気に楽になる分野。
  • 第3優先:表面積・体積の変化
    → 「くり抜くと面は増える? 減る?」など、考え方が分かれば安定して取れる問題。
  • 第4優先:回転・向き
    → 図を描く練習が必要なので、時間に余裕が出てきたら集中的に。
  • 第5優先:影・投影図
    → 出題頻度はやや低めだが、基本パターンだけ押さえておくとお得な分野。

すべてを完璧にするより、まずは「展開図+切断+表面積」の3本柱を固めることが、 空間把握の安定得点につながります。

勉強時間のざっくり配分イメージ 目安としての比率
  • 展開図:全体の30%
  • 切断:全体の25%
  • 表面積・体積:全体の20%
  • 回転・向き:全体の15%
  • 影・投影図:全体の10%

実際には試験種や過去問の傾向によって微調整が必要ですが、 このくらいのバランスを意識しておくと、重要分野に時間をかけすぎ・かけなさすぎを防げます。

独学+スタディングの役割分担 うまく組み合わせる
  • 独学:過去問を解きながら、自分で図を描く練習をする
  • スタディング:空間把握の典型パターンと“見方”を 動画と図解で一気にインプットする役割

先にスタディングで展開図・切断・表面積の型を押さえてから過去問を解くと、 「何をどう描けばいいか」が明確になり、独学の効率が大きく上がります。

この章のまとめと次のステップ

第2章では、空間把握を「展開図・切断・回転・表面積/体積・影/投影」の5ブロックに分解し、 優先順位と時間配分のイメージを整理しました。 次の第3章では、この5ブロックの中から特に重要な 頻出テーマ5つを取り上げ、図解+カード形式でコンパクトに整理していきます。

第3章|頻出テーマ5つ(図解+カードで理解する)

3-1|頻出①:立方体の展開図(最重要)

空間把握で最も出題されるのが立方体の展開図です。 ポイントは「どの面がどの面とつながるか」を理解すること。

立方体の展開図 → 立体化イメージ 展開図 組み立て後の立体
▲ 平面での位置関係が、そのまま立体での位置関係になる。
NG例:「頭の中だけで折る」 → 混乱しやすくミスの原因。
OK例: 展開図の“中央を基準”に、どの面がどこへ折れるか簡単にメモする。

3-2|頻出②:立体の切断(断面の形)

立体を平面で切ったときの断面の形を問う定番テーマです。

立体切断のイメージ 切断面(斜め) 断面は四角形(台形)
▲ 切断面は「どの頂点同士を結ぶか」を線で引けば形が見える。
NG例:「断面は全部三角形」と思い込む。
OK例: 切る線を実際に引いてみると形が見える(台形が多い)。

3-3|頻出③:回転(向き/鏡映)

矢印や立体を回転させたとき、 どの面・辺がどこへ移動するかを追う問題です。

回転のイメージ 回転前 90°回転後
▲ 回転問題は「矢印の向き」だけで考えると混乱しない。
NG例: 回転方向だけを覚えて暗記で対処しようとする。
OK例: まず上・右・左・下の基準を決めて矢印を追う。

3-4|頻出④:表面積・体積の変化(くり抜き/追加)

空間把握でよく出るのが、 くり抜く・付け足すときの表面積の変化です。

表面積の増減イメージ 元の立方体 くり抜き後
▲ くり抜くと「内側の面」が増える → 表面積は増えることが多い。
NG例:「くり抜き=表面積が減る」と思い込む。
OK例: 内側にできる新しい面の数を数える。

3-5|頻出⑤:影・投影図(光の向き)

影の形は光の方向で決まります。 「どの面が光を遮るか」を考えれば解けます。

影のでき方(投影図) 光源 影(投影図)
▲ 光が当たる方向の“真横から見た形”が影になる。
NG例: 影の形を丸暗記しようとする。
OK例: 光の方向から立体を真横から見た形を描く。
第3章まとめ

空間把握は「展開図 → 切断 → 表面積」の順にできるようになると、 得点が一気に安定します。 次の第4章では実際の事例を **NG→OK比較** で深掘りします。

第4章|よく出る事例問題(NG→OK比較で理解する空間把握)

ここでは、公務員試験の数的処理・空間把握で頻出の典型パターンを 「NG解き方」と「OK解き方」で比較しながら確認します。

4-1|ケース①:立方体の展開図(面の対応ミス)

「この展開図を組み立てたとき、向かい合う面の組み合わせはどれか?」という超定番パターンです。

立方体の展開図と向かい合う面 展開図(中央②を基準) ②の向かいは④と⑤
▲ 中央の面(②)の上下(④・⑤)が、立体にすると「向かい合う面」になるパターン。
NG:その場しのぎで毎回“頭の中だけ”で折ろうとする
  • 展開図を見るたびにゼロからイメージし直してしまう
  • 「なんとなくこの辺が向かいかな…」と勘で選びがち
  • 問題ごとに時間がかかり、安定して正解できない
OK:中央の面を基準に「上下=向かい合う面」の型で見る
  • 中央の面(ここでは②)を必ず基準面とする
  • 上下(④と⑤)は、折りたたむと互いに向かい合う面になる
  • 左右(①と③)は、折りたたんだときに基準面の隣り合う面になる

展開図を見たら、まず「基準面と上下」に注目するクセをつけると、 向かい合う面問題は一気に処理しやすくなります。

4-2|ケース②:折り紙・展開図の“向き迷子”パターン

「折りたたんだときに★印はどこに来るか?」というタイプ。 向きにばかり気を取られて位置関係を見失うミスが多いです。

折りたたみで★の位置を追う 右→上→左の順に折る 折りたたみ後の★の位置
▲ 折る順番ごとに「★がどの面に移動するか」だけを追うと混乱しない。
NG:一気に完成形をイメージしようとする
  • 右→上→左…とまとめてイメージしてしまい、位置関係がごちゃごちゃになる
  • 最終的に「何がどこにあったか」分からなくなる
OK:折るたびに“面の番号”を付けて追う
  • 最初に各マスに ①②③④…と番号を振る
  • 折るたびに「★は①→②→③へ」と番号だけを追跡する
  • 向きではなく「どの面に乗るか」に集中する

空間把握が苦手な人ほど、番号や矢印で“記号化”して追うのがおすすめです。

4-3|ケース③:表面積の増減を“感覚”で判断してしまう

「立方体をくり抜いたとき、表面積はどうなるか?」という典型問題。 感覚で「減りそう」と判断してしまうと危険です。

立方体のくり抜きと表面積 元の立方体 中央を立方体でくり抜き くり抜くと、新しく「内側の4面」が現れる
▲ 元の外側の面は一部減るが、内側に新しい面ができる分、結果として表面積が増えることも多い。
NG:直感で「削る=表面積が減る」と決めつける
  • 「体積が減るから表面積も減るはず」と感覚で答えてしまう
  • 内側の面が増えることを考えていない
OK:「増える面」と「消える面」を分けて数える
  • 消える面:くり抜いた部分と重なる外側の面
  • 増える面:内側に新しく現れる面(通常4面 or 5面 など)
  • 表面積の変化=増える面の合計 − 消える面の合計で判断する

この「増える面 − 減る面」の考え方を身につけておくと、 表面積の問題を感覚ではなく手順で解けるようになります。

第4章のまとめ
  • 展開図は基準面と上下の関係を押さえると一気に楽になる
  • 折りたたみ問題は、向きよりも「どの面に移動するか」を番号で追う
  • 表面積は「増える面」と「消える面」を分けて数えるクセをつける

次の第5章では、こうした個別のミスをさらに整理して、 「受験生が陥りやすい共通パターン3つ」とその対策をまとめていきます。

第5章|受験生が陥るミス3つと、空間把握の正しい対策

公務員試験の数的処理(空間把握)で多くの受験生が共通して犯すミスは、 実はたった3パターンに集約されます。 それぞれNGと改善策(OK)をセットで確認していきます。

ミス① 展開図を “頭の中だけ” で組み立てようとする

最も多いミス。展開図をその場で立体化しようとすると、 向かい合う面や隣り合う面が毎回違って見えてしまうため安定しません。

【OK対策】中央面を基準に「上下=向かい合う面」で整理
  • 中央の面を必ず基準にする
  • 上下の面 → 折りたたむと向かい合う面
  • 左右・上下の順序を「固定パターン」として覚える

「中央 → 上下 → 左右」の順番で見れば、向かい合う面問題は秒で判断できるようになります。

ミス② 向き(回転方向)ばかり気にして “位置” を見失う

折りたたみ・回転の問題で多いのが、 「右に回転」「上に折る」など向きばかり気にしてしまい位置が曖昧になるミス。

【OK対策】面に番号を振り “番号の移動” だけを追う
  • 最初に各面に①②③…と番号をふる
  • 折るたびに「①→③→⑤」など番号の移動だけを追う
  • 向きではなく「どの面に乗るか」を重視する

番号を使うだけで、回転・折り畳み問題の正答率が劇的に向上します。

ミス③ 表面積・体積の増減を “感覚” で決めつける

「くり抜いた=表面積は減りそう」といった直感だけの判断が大きな失点につながります。

【OK対策】「増える面 − 消える面」を丁寧に数える
  • 消える面:くり抜き部分と重なる側面
  • 増える面:内側に新しく現れる面(4面〜5面)
  • 表面積=増える面の合計 − 消える面の合計

空間図形は感覚ではなく、“面の数” という数字で判断するのが鉄則です。

第5章まとめ
  • 空間把握のミスは3つの型に当てはまる
  • 展開図のミス → 基準面(中央)と上下の関係で整理する
  • 回転・折り畳みミス → 番号をつけて追跡する
  • 表面積ミス → 増える面・減る面を分けて数える

次の第6章では、これらの理解をスムーズに定着させるための スタディング公務員講座を使った最短攻略ルートを案内します。

第6章|スタディングで“空間把握”を最短攻略する方法

空間把握に苦手意識を持つ受験生は非常に多いですが、 実は正しい順番でインプット → 演習 → 復習を回せば、 もっとも成績が伸びやすい分野のひとつです。

この章では、スタディング公務員講座を使った“空間把握の最短ルート”を ステップ形式で整理します。

STEP 1|まずは 講義動画 で3つの頻出パターンを理解する

空間把握は、テキストだけではつまずきやすく、 図形の動きは動画で理解するのが最速です。

  • 展開図:向かい合う面の決め方
  • 折りたたみ:面番号の追跡
  • 表面積:増える面と消える面の考え方

スタディングの講義は動きがつくため、 「あ、そういうことか!」という理解が一気に進みます。

STEP 2|問題演習で型を定着させる

空間把握は「型」を覚えれば一気に正答率が上がります。 講義で理解した後は、間隔を空けずにすぐ演習に入るのが重要です。

  • 展開図:上下の関係を見るクセ付け
  • 折りたたみ:番号の移動だけを追う
  • 表面積:増える面 − 減る面をカウント

スタディングの問題演習はスマホでサクサク進むので、 通学時間・スキマ時間にも学習できます。

STEP 3|スマホでできる AI復習サイクル

スタディングのAIは、あなたが間違えた問題の傾向を分析し、 自動で復習問題を出題してくれます。

AI復習でできること
  • 苦手だけを集中的に出題
  • 理解不足の部分を自動判定
  • 復習タイミングを自動調整
  • 得点が安定するまでサポート

空間把握は「慣れゲー」の側面が強いので、 AIの自動復習は最短で実力を底上げしてくれます。

スタディングで空間把握を最短攻略しよう 最短ルート

スタディングの公務員講座は、 数的処理・空間把握に特に強い動画 × 演習 × AI復習の三本柱で 合格を強力にサポートします。

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次の第7章では、ここまでの内容をぎゅっと凝縮し、 空間把握の攻略ポイントを一覧でまとめます。

第7章|空間把握の総まとめ(これだけ押さえればOK)

この章では、第1章〜第6章までの内容を 「すぐ解けるようになるポイントだけ」に凝縮してまとめています。 公務員試験の数的処理(空間把握)は、以下のポイントを押さえれば安定して得点できます。

展開図は「基準面」と「上下」のセットで覚える
  • 中央の面を基準とする
  • 上下の面は→折ると向かい合う面
  • 左右は→折ると隣り合う面

展開図問題はこの3関係だけでほぼ解けます。

折りたたみは「向き」ではなく「番号の移動」で追う
  • 各マスに①②③…と番号をつける
  • 折るたびに番号がどの面へ移動するかを見る
  • 矢印・向きよりも「面の移動」を優先して判断

苦手な人ほど、番号を使うと劇的に正答率が上がります

切断面は「どの点同士を結んだか」を線で描く
  • 切断線=頂点と頂点を結ぶ線
  • 切断後の断面は、結んだ線の形に必ず一致する
  • 三角形・四角形(台形)が基本パターン

頭の中で想像するより、線を引いて形を確定するのが最速です。

表面積は「増える面 − 消える面」を必ず数える
  • くり抜き → 内側に新しい面が増える
  • 付け足し → 隠れる部分が減る
  • 感覚で判断しない。数字で判断する。

表面積問題は算数の問題として機械的に解くのが正解です。

影は「光の方向から見た形」で決まる
  • 光の方向を必ず図に書く
  • その方向から立体を“真横”から見た形が影になる
  • 丸暗記は不要。見方を統一するだけで安定する
空間把握は “型を覚えれば必ず伸びる” 分野

数的処理の中で最も点が伸びやすいのが空間把握です。 展開図 → 折りたたみ → 面の増減 → 影 の4つの型を理解すれば、 本試験で安定して得点できるようになります。

次の第8章では、空間把握の学習後に読むべき 関連記事をまとめて紹介します。

この記事を書いた人:えびうるゼミ
公務員試験アドバイザー
ebiuru

元・横浜市職員(16年)/人事採用担当(3年)

えびうるゼミと申します。

地方上級・国家一般職など複数の公務員試験に合格し、現在は公務員試験アドバイザー講師として働いています。
社会人経験者採用の選考にも関わっていた経験をもとに、リアルな合格戦略や面接対策を発信中!

「合格に近づく最短ルート」を、実体験ベースでわかりやすくお届けします。

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