公務員試験の「自然科学・物理」…公式が多くて不安ですよね
公務員試験の自然科学「物理」は、公式が多そうに見えるので
「覚える量が多くて無理…」となりがちです。
でも実際は、出るテーマがかなり偏っています。
「物理って結局、何からやればいい?」
「公式を覚えても問題が解けない…」
「自然科学の物理、捨てた方がいい?」
→ その悩みは“やる範囲”と“解き方の型”で解決できます。
🌿結論:
物理は「頻出だけ」+「公式の使い方(型)」に絞れば、苦手でも得点源になります。
この記事では、力学・波・電気を中心に、最短で仕上げる手順をまとめます。
✅この記事でわかること
- 公務員試験の自然科学「物理」で出る分野・出ない分野
- 頻出3分野(力学/波/電気)の最短ルート
- 例題で学ぶ時短の解き方(切り方)
- 忙しくても続くスタディング活用の勉強法
⚠️注意:
物理を「全部やる」「公式を全部暗記する」に寄ると、時間だけが消えます。
まずは頻出に集中して、合格ラインを最短で取りにいきましょう。
第2章|公務員試験「自然科学・物理」出題範囲と難易度
物理は「範囲が広くて無理そう」と思われがちですが、
公務員試験では出るテーマが偏りやすいので、対策は絞れます。
🌿結論:
迷ったら「力学 → 波 → 電気」の順でOK。
熱は出る試験だけ最短で押さえれば十分です。
図解|物理の出題マップ(優先順位つき)
【公務員試験:自然科学・物理】頻出マップ(優先順位)
A:力学(最優先)
├ 速さ・加速度(基本)
├ 運動方程式 F=ma(摩擦も)
└ 仕事・エネルギー(保存則)
B:波・音・光(次に優先)
├ 波:v = fλ(速さ=振動数×波長)
├ 音:うなり(出たらラッキー)
└ 光:反射・屈折・レンズ基礎
C:電気(余力で得点源)
├ オームの法則 V=IR
├ 合成抵抗(直列・並列)
└ 電力 P=VI/電力量(Wh)
D:熱(出る人だけ)
├ 熱量 Q=mcΔT
└ 状態変化(融解熱・蒸発熱)
✅このマップで得するポイント
※試験種によってD(熱)の比重が上下します。まずはA〜Cを固めると失敗しません。
難易度のイメージ|物理は「単位」と「図」で決まる
難しいと感じる理由
- 公式が多く見えて圧倒される
- 単位(N、J、W…)が混乱する
- 図を描かないと状況がつかめない
伸びる理由(ここが救い)
- よく出るのは同じ型
- 図を描けば一気に整理できる
- 単位チェックで答えが合う
“捨ててOK”の判断基準(迷ったらこれ)
⚠️捨て判断ルール:
10分見ても「何を求める問題か分からない」分野は、いったん後回しでOK。
先にA〜Cを固めてから、余力で戻る方が合格に近いです。
✅まずやる(最優先)
- 力学:F=ma、仕事・エネルギー(A)
- 波:v=fλ、光の反射・屈折(B)
- 電気:V=IR、合成抵抗、P=VI(C)
📌後回し(必要なら)
- 熱(D)
- 難しい応用(複雑な計算・グラフ・証明)
※「出る試験」なら、Dは“最短だけ”押さえます(後の章でやります)。
✅次は第3章へ:
ここからは、物理を最短で伸ばすために、「頻出3分野に絞る戦略」を作ります。
まずは「どの順で手を付けるか」を決めて、迷いをゼロにします。
第3章|まずは全体像|物理は「頻出3分野」に絞ると勝てる
物理が苦手な人ほど、全部やろうとして失速します。
ここでは、合格点まで最短で届く学習順をはっきり決めます。
🌿結論(超重要):
物理は次の 3分野だけ をこの順番で回せばOK。
なぜこの順番が最短なのか?
① 力学(最優先)
- 出題数が最も多い
- 他分野(波・電気)にも考え方が使える
- 図を描けば処理が一気に楽
② 波・光(次に伸びる)
- 公式が少なく暗記量が少ない
- 図解で一瞬で判断できる
- 短時間で点が安定する
③ 電気(最後にまとめる)
- オームの法則など鉄板公式だけ
- 計算問題で確実に得点
1週間ミニロードマップ(物理が苦手な人向け)
Day1–2|力学
- 速さ・加速度
- F=ma、仕事・エネルギー
目標:図を描いて公式を使える
Day3–4|波・光
- v=fλ(波の基本)
- 反射・屈折・レンズ
目標:図で即判断できる
Day5–6|電気
- V=IR
- 直列・並列、P=VI
目標:回路を整理して計算できる
Day7|総復習
- 間違えた公式だけ見直す
- 単位チェック
目標:1週間で「解ける感覚」を作る
⚠️やらないこと:
公式丸暗記/難問演習/ノート作りに時間をかける。
物理は「理解→使う」だけで十分です。
✅次は第4章へ:
ここから各分野に入ります。まずは最重要の「力学」を、
「よく出る型」だけに絞って整理します。
第4章|頻出パターン① 力学(ここだけで点が取れる)
公務員試験の物理で、最も出題されるのが「力学」です。
逆に言えば、ここを押さえるだけで物理の得点は一気に安定します。
🌿結論:
力学は ①図を描く → ②公式を選ぶ → ③単位を確認 の順で解けばOK。
難しい理論理解は不要です。
① 速さ・加速度|まずは基本公式だけ
- 速さ: v = 距離 ÷ 時間
- 加速度: a = 速度の変化 ÷ 時間
等加速度運動でも、まずは「速さがどう変わるか」を意識すれば十分です。
② 運動方程式|F = ma を使うだけ
- 力(N)= 質量(kg)× 加速度(m/s²)
- 摩擦力があるときは、進行方向と逆に働く
力は矢印で描くと、式が自然に立ちます。
→ 進行方向 [□] ← 摩擦力 ↑ 重力 ↓ 垂直抗力
③ 仕事・エネルギー|保存則が超便利
- 仕事: W = F × 距離
- 運動エネルギー: ½mv²
- 位置エネルギー: mgh
「速さを聞かれたらエネルギー」を疑うと、計算が一気に楽になります。
ミニ例題|エネルギー保存
高さhから物体を落としたとき、地面での速さvを求めよ。
mgh = ½mv²
▶ ポイント:質量mは消える
⚠️力学で失点する原因:
図を描かずに式から入ること。
必ず図→公式→単位の順を守りましょう。
✅次は第5章へ:
続いて、図で一気に整理できる
「波・音・光」を攻略します。
第5章|頻出パターン② 波・音・光(図で覚える)
波・光は、暗記するより図で理解すると一気に楽になります。
公務員試験レベルなら、押さえる公式は多くありません。
🌿結論:
波はv = fλ、光は反射・屈折の図だけでOK。
「図→公式→単位」の順で処理しましょう。
① 波の基本|これ1本で勝てる(v = fλ)
- 波の速さ:v(m/s)
- 振動数:f(Hz)
- 波長:λ(m)
公式はv = fλ だけ。単位で確認するとミスが減ります。
1秒あたりの回数=f(Hz) 1回分の長さ =λ(m) だから速さ v(m/s)= f × λ
ミニ例題|波の速さ
振動数f=5Hz、波長λ=2mの波の速さvはいくつか。
▶ 正解:10 m/s
② 音|基本は「波」と同じ(出たらラッキー)
- 音も波なので v = fλ がそのまま使える
- うなりは「差」がポイント(頻出ではない)
公務員試験は「基本問題」が多いので、音は波と同じ感覚でOKです。
③ 光|反射と屈折は「角度の図」で即解ける
反射の法則
- 入射角=反射角
- 角度は法線(垂直線)から測る
屈折(ざっくりでOK)
- 空気→水:法線側に曲がる
- 水→空気:法線から離れる
【反射】(角度は法線から)
入射 \ | / 反射
\ | /
\|/
------------+------------(面)
|(法線)
【屈折】(ざっくり)
空気→水:法線側へ曲がる
水→空気:法線から離れる
⚠️波・光で失点する原因:
角度を「面」から測ってしまうこと。
必ず法線から測りましょう。
✅次は第6章へ:
続いて、計算で確実に取れる
「電気」を攻略します(V=IR、合成抵抗、P=VIの鉄板セット)。
第6章|頻出パターン③ 電気(苦手でも最短で)
電気は「回路が苦手…」と敬遠されがちですが、
公務員試験では公式3つ+回路整理だけで十分です。
🌿結論:
電気は V=IR → 合成抵抗 → P=VI の順で考える。
まずは回路を直列か並列かに分けましょう。
① オームの法則|まずはこれ1本
- 電圧:V(ボルト)
- 電流:I(アンペア)
- 抵抗:R(オーム)
基本公式は V = IR。 どれを求めるかで式を変えるだけです。
② 直列・並列|合成抵抗の見分け
【直列】 ─R1─R2─ 合成抵抗:R = R1 + R2 【並列】 |─R1─| ──| |── |─R2─| 合成抵抗:1/R = 1/R1 + 1/R2
- 直列:足すだけ
- 並列:逆数に注意
並列は「抵抗が小さくなる」と覚えると判断が速くなります。
③ 電力・電力量|計算で確実に取る
- 電力:P = VI
- 電力量:Wh = P × 時間
数字を当てはめるだけなので、得点源になりやすい分野です。
ミニ例題|電力
電圧10V、電流2Aのときの電力はいくらか。
▶ 正解:20W
⚠️電気で失点する原因:
回路を見ずに式を立てること。
必ず直列/並列を判断してから計算しましょう。
✅次は第7章へ:
最後に、熱(出る人だけ)を最短で整理します。
出ない試験なら読み飛ばしてOKです。
第7章|頻出パターン④ 熱(出る人だけ最短)
熱分野は、試験種によって出ないことも多いのが特徴です。
だからこそ「出る人だけ、最短」で押さえましょう。
🌿結論:
熱は Q = mcΔT と 状態変化 だけでOK。
難しい理論は不要です。
① 温度と熱量|Q = mcΔT だけ覚える
- Q:熱量(J)
- m:質量(kg)
- c:比熱(J/kg・℃)
- ΔT:温度変化(℃)
公式は Q = mcΔT。 「どれが変化するか」を見抜けば、代入するだけです。
② 状態変化|温度は変わらない
- 融解・凝固・蒸発では 温度は一定
- 必要な熱量= 質量 × 潜熱
「温度が変わらない」= Q=mcΔT は使わない、が判断ポイントです。
ミニ例題|熱量
質量2kgの水(比熱4200J/kg・℃)を5℃上昇させるのに必要な熱量はいくらか。
▶ 正解:42,000 J
⚠️熱で失点する原因:
状態変化なのに Q=mcΔT を使ってしまうこと。
まず温度が変わるかを確認しましょう。
✅ここまでで物理の主要分野は完了です。
次は、例題を通して「解き方の型」をまとめます。
第8章|例題(ステップ解説)|物理はこう解く(時短の型)
ここでは、公務員試験レベルの典型問題を使って、 「どの順で考えれば最短か」を確認します。
🌿共通の解き方:
① 図を描く → ② 使う公式を1つ決める → ③ 単位でチェック
この3ステップを守るだけで、物理は安定します。
例題①|力学(運動+エネルギー)
質量1kgの物体を高さ5mから落下させた。 地面に到達する直前の速さはいくらか。(g=10m/s²)
▶ 正解:10 m/s
例題②|波(基本公式)
振動数4Hz、波長2.5mの波の速さはいくらか。
▶ 正解:10 m/s
例題③|電気(回路+電力)
電圧12V、電流3Aの電熱器がある。 この電熱器の電力はいくらか。
▶ 正解:36 W
⚠️例題で差がつくポイント:
途中で公式を変えないこと。
「最初に選んだ公式を最後まで使う」と、ミスが激減します。
✅次は第9章へ:
最後に、受験生がよくやる「物理のミス」と、その対策をまとめます。
第9章|よくあるミスと対策(本試験で落とさない)
物理は「分からない」よりも、知っているのに落とすミスが多い科目です。 ここでは本試験でありがちな失点パターンを、対策とセットで整理します。
❌ミス① いきなり公式に当てはめる
- 図を描かずに計算を始める
- 状況を取り違える
▶対策:
必ず①図 → ②公式 → ③単位の順を守る。
図は雑でOK、1本線を引くだけで十分。
❌ミス② 単位を見ていない
- m/s と km/h を混同
- J・W・Nの意味があいまい
▶対策:
計算後に「単位が合っているか」を必ず確認。
単位が合えば、式はほぼ合っています。
❌ミス③ 公式を途中で変える
- 途中で別の公式を思い出して混乱
- 計算が二重になる
▶対策:
最初に選んだ公式を最後まで使い切る。
物理は「最初の判断」で9割決まります。
❌ミス④ 難問に時間を使いすぎる
- 見たことのない設定で止まる
- 計算が長くなりすぎる
▶対策:
30秒見て分からなければ後回し。
公務員試験は「完答」より「取りこぼさない」試験です。
✅直前チェックリスト:
□ 図を描いたか?
□ 使う公式は1つか?
□ 単位は合っているか?
□ 難問に粘っていないか?
✅次はいよいよ最終章:
第10章では、スタディングを使った最短勉強法+まとめで
物理を「本番で安定して取れる科目」に仕上げます。
第10章|勉強法|自然科学「物理」はスタディングで最短完成
物理は「理解が深い人が勝つ科目」ではありません。 公務員試験レベルなら、頻出の型を反復した人が勝つ科目です。
🌿結論:
物理はスタディングで「講義→演習→復習」を回すのが最短。
スキマ時間でも積み上がります。
スタディングが物理対策に向いている理由
- 頻出に絞った講義で迷いが減る
- 倍速でスキマ時間に反復できる
- 「公式暗記」ではなく使い方の型が身につく
- 講義→問題→解説が1セットで完結
- 苦手分野だけ何度も回せる
- 直前期でも見返すだけで仕上がる
おすすめルーティン(1日10分)
- 講義を倍速で1テーマ(約5分)
- 対応問題をすぐ1問(約3分)
- 間違えた型を1行でメモ(約2分)
※物理は「まとめる」より「回す」。これが一番効きます。
苦手な人ほど、力学(最優先)→波・光→電気の順で回してください。
まずは1週間だけでもOK。解ける感覚が戻ってきます。
⚠️時間配分の注意:
物理に時間をかけすぎると、数的処理や他科目の時間が圧迫されます。
自然科学の物理は“最短で仕上げる”のが合格戦略です。
まとめ|公務員試験の自然科学「物理」は“頻出だけ”で勝てる
- 物理は全部やらない。頻出3分野に絞る
- 優先順位は力学 → 波・光 → 電気
- 熱は出る人だけ最短でOK
- 仕上げはスタディングで反復が最短
物理は「才能」ではなく、やる範囲と回し方で決まります。
今日からまずは、力学を5分だけ回してみてください。
それだけで、物理は確実に前に進みます。


